洗濯物を干していた数分のあいだに、当時2歳半の娘がベランダのクレセント錠を「カチャン」。私は高層階のベランダに約1時間、携帯も上着もないまま締め出されました。室内には2歳の娘のほかに0歳の下の子も。助けを呼ぼうにも、地上はもちろん、気密性の高い造りでお隣さんにも声は届きません。この体験から得た教訓と、すぐにできる予防策をまとめます。
何が起きたのか
- 娘は身長約90cm。背伸びすると窓のクレセント錠にギリギリ手が届く高さ
- 上方向へ押し上げる動作で「閉める」ことはできたが、「下に捻って開ける」は難易度が高くできなかった(押し上がったレバーには手も届かない)
- 室内には娘と0歳(4ヶ月)児。私は携帯なし、Tシャツ1枚で気温は一桁台
- 高層階ゆえに地上へ声は届かず、お隣さんにも聞こえない
窓越しに鍵の開け方を娘に説明して何度もトライしてもらうもダメ…。絶望しかけた1時間後、お隣さんが洗濯物を取り込みにベランダにでる音が…!事情を説明して携帯を借り(高層階で携帯を受け取るのもヒヤヒヤだった)家族へ連絡。さらに「もしかすると玄関の鍵が開いているかも…」と確認してもらったところ、偶然にも施錠し忘れていて(奇跡)、お隣さんに室内に入っていただけました。中からベランダの鍵を開けてもらい、ようやく家の中に。もし玄関が閉まっていたら、連絡を受けた家族が職場から帰宅するまで待つしかありませんでした(さらにプラス1時間)。
痛感したこと
- 高層階は助けを呼びにくい
- 子どもは「閉める」は早く覚えるが「開ける」は難しい
- 「数分だけ」の油断が事故の引き金になる
- 家族の電話番号を“最低1件は暗記”しておく重要性
今日からできる予防策
洗濯バサミやスリッパなどを窓にかませて“完全に閉まらない”状態でベランダにでる
必ずスマホ持参ででる。短時間でも例外なし
家族の電話番号を1件は暗記。自分のスマホがなくても助けを呼べる準備を
「最悪1時間屋外でも耐えられる」服装ででる
これらは「玄関締め出し」(置き配など荷物を取りに一瞬でた隙に子どもが中からカチャン)の予防策としても使えます。
同じ状況になりやすいご家庭へ
そもそも小さな子どもを室内に残してベランダにでること自体しないことに越したことはないのですが、ワンオペだとそうは言っていられないこともありますよね。
2歳児のいるご家庭、とくに高層階にお住まいの方は要注意です。
2歳はできることが急に増える一方で、すべての能力が未熟です。娘の場合は、言葉が早くてコミュニケーションがかなりとれていたことから、心のどこかで「なんとかなる」と油断していました。たしかに、コミュニケーションがとれたから「窓の前にクッションを持ってきて乗る」という私の指示は理解して、レバーに手を届かせるところまではできたけど、「下に捻る」という動作はやったことがなく、身振り手振りで説明したところで再現できない。窓越しに取り乱している母を見ながら、困った娘が最終的にとった行動は窓をなめることでした(笑)やっぱり2歳は2歳です。
0〜1歳でも締め出し事例はありますが(身体能力の高い赤ちゃんは注意)、2歳は特にこうした事故が起きやすいので注意してください。ほんの数秒でも起こり得るので、物理的な対策とそれでも締め出された場合に備えた対策の両輪でリスクを下げておくと安心です。
